SSブログ

メモ書き MTU RWINの最適値計算方法

自分と知人用のメモ書き

たまたまこれを見つけた方へ
まだのMTUとRWINを設定したことは無い方は、だまされたと思ってやってみてください。
自分専用チューニングするとほぼ間違いなく通信速度が早くなりますよ。

--------------------------------------------------------------
1.MTU MSSを求める。

スタート → プログラム → アクセサリー → コマンドプロンプトを実行
コマンド 「ping -l 1454 -f www.gyao.ne.jp」を打ち込みenterで実行
(意味:1454バイトのデータを細分化せずにwww.gyao.ne.jpに送りなさい)

エラーメッセージ「Packet needs to be fragmented but DF set」と表示されるまで
データサイズを大きくする。エラーの直前の値が限界値、一般的な値は1472、1454
(以降 例は1454で計算を行います。)

限界値とそのときのAverage(平均返答時間 例:16ms)をメモしておく。

ここまでで判明した最適値は
「MTU=限界値+28=1454+28=1482」
(28はデータパケット情報 必ず足される値)
「MSS=MTU-40=1482-40=1442」
(40はパケット情報 MTUから40引かれた値が純粋な通信データ)
--------------------------------------------------------------
2.現在の回線速度チェック

gyaoの速度チェックを行い、結果をメモする。
例)1.20Mbps

--------------------------------------------------------------
3.RWINを求める。

計算する (Mbps x ms x 1000)/(8 x MSS) = (1.20x16x1000)/(8x1442)
       =1.664 = 2パケット(偶数に切り上げ)

RWIN  パケット数xMSS=2x1442=2884

通信エラーによるパケットロスを考慮しRWINの計算時にパケット数を多くすると
通信速度が改善される場合がある。
(計算値の1.1~1.5倍程度まで 上記の例だと1.66x1.5=2.49→偶数に切り上げ4)

*上記計算の説明
通信速度 1.20Mbps=1200000bit/8=150000Byte
一度に送るデータ量 通信速度x返答時間 150000Byte x (16ms/1000)=2400Byte
パケットにすると・・・ 一度に送るデータ量/MSS=2400Byte/1442=1.664=2パケット

--------------------------------------------------------------
4.設定する。

フリーソフト「窓の手」を使用して、MTU RWINを設定し再起動する。
(「ネットワーク」タブに設定箇所あり)

--------------------------------------------------------------
5.速度チェック!

速度チェックをしてみる。(早くなりました?)

さらに高速化を狙い、速度チェック RWINサイズの設定を繰り返し行い
速度が最大となるRWINを設定する。
(速度が変動するとRWINが変化するため、繰り返すほど最適値に近くなる。)
(MTUは変動しないので測定は1回で大丈夫)

*あまり神経質になり過ぎないように注意! 適当なところで妥協しましょう。
 時間帯や他ユーザーしだいで最適値は変化します。

*誤字脱字、そもそも方法が違う等、コメントで指摘してもらえるとありがたいです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。